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11/5に第46回自立支援講座、テーマは「障害のある人の兄弟姉妹の思い」 

障害を持つ人の親には悩み深いものがあります。しかし、それ以上に深いのが、その人の兄弟姉妹の悩みかもしれません。成長の過程でそうした状況を意識的に他人から隠すこともあるとか。親が高齢化すると兄弟姉妹にますます負担がのしかかってくることもありそうです。そうした問題の解決の糸口を掴もうというのが今回の自立支援講座の狙い。講師には、当事者である20代会社員の川村泰彬氏と、これまでの自立支援講座で障害児・者に関係する様々な問題について専門家として講演いただいた小嶋珠実氏を迎えました。当日は、前半で川村氏にこのテーマについて本音を語っていただき、後半で小嶋氏に専門家の立場からコメントをいただき、さらに最近の福祉関連の法・制度についても解説いただきます。

日時:2016年11月5日(土)午後2時~4時半(受付は午後1時半から)
場所:滝野川文化センター第1学習室(滝野川会館2F 東京都北区西ヶ原1-23-3)
講師:川村泰彬氏(20代会社員)
   小嶋珠実氏(あい権利擁護支援ネット理事)
申し込み先:メールoffice@so-nanda.com
        FAX03-5394-6149
        TEL02-5394-6148 
参加費:¥1,500(NPO会員やNPOの活動利用者は¥500)
締め切り:10月28日(金)

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「知的障害児・者の防災準備」をテーマに自立支援講座開催 

2018年9月17日の午後2~4時に、赤羽文化センター第2学習室で第45回自立支援講座が開催されました。テーマは「知的障害児・者の防災準備」。

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このテーマは平成25年9月の自立支援講座でも取り上げました。その時は、講師として北区防災課防災計画係長の岡部毅氏に依頼しました。今回、北区に問い合わせますと防災関連のセミナーは現在、民間の公益財団法人市民防災研究所に委託されているとのこと。民間の講師の方からはまた違った視点でのお話を伺うことが出来るのではないかということで、同研究所主任研究員の伊東英司氏に講師を依頼しました。
 
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まず伊藤氏の当日のお話のポイント。東日本大震災の被災地を調査してみて分かった重要なことは、大きく2点、すなわち
 ・自分の命は自分で守るという意識を一人一人が持つこと
 ・日頃の“備え”と“訓練”は、災害時に必ず生きる
です。今後30年以内に、南関東でM7クラスの地震発生確率は約70%とのこと、いつ大地震が起きてもいいように“備え”と“点検”が重要だということです。

避難所についての話もありました。私たちがとても気になる避難所とは、自宅の倒壊や焼失などにより生活出来なくなった人たちが、次の住まいを確保するまでの「一時的に生活する場所」であって、決して快適な生活を期待出来ない過酷な場所なので、むしろ「避難所生活をしないための備え」を目指しましょうとのことでした。

東京都は、23区だけでも人口900万人以上の大都市。M7クラスの地震が発生すると避難生活想定数は約220万人と見込まれています。5年前の東日本大震災の際の最大避難者数は約47万人でしたから、南関東で大地震が起きた場合にいかに多くの避難生活者が発生し混乱しそうかは想像を超えます。だからこそ避難所で生活しないための備えが必要不可欠というわけです。そのためには、
 ・地震に強い住まいに住む(昭和56年以前の旧耐震基準の建物は「耐震診断」と「耐震補強」を)
 ・家具の転倒・落下・移動の防止(配置も工夫)
 ・出火防止対策(地震火災の多くは「電気」が原因)
 ・初期消火対策(消火器以外で初期消火に役立つものは?)
 ・被災後の命と暮らしを守るための備蓄(食料、飲料水は最低3日分、7日分推奨。トイレ対策も)
 ・ライフラインが停止した時に役立つ知識を持つこと(「空き缶コンロ」など。作り方はhttp://www.sbk.or.jp/goods/idea/参照)
などが重要とのことでした。

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前回の「知的障害児・者の防災準備」の講座では「避難所の運営は町内会が行う」ことや「障害のある方々には福祉避難所が設置されること」などのお話がとても印象的でした。今回は、東京という大都市であることを踏まえて「避難所生活はとても過酷であり、福祉避難所も高齢者の利用も多いだろうと予測され、むしろ避難所で生活しないための普段の備えと訓練が大切というお話でした。

そこには健常者も障害者も関係なく、自分の命は自分で守るという意識を一人一人が持たなければならないという厳しさを感じました。決して障害のある人々に対して冷たいわけではないのだが、日本のような自然災害の多い国では一人一人が命を守るという意識を持つこと、日常の備えの大切さを痛感しました。まさに「津波てんでんこ」という言葉をかみしめた講座でした。

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「津波てんでんこ」は、「各自」「めいめい」を意味する名詞「てんでん」に、東北方言などで見られる縮小辞「こ」が付いた言葉で、共通語に置き換えると、「津波はめいめいで」の意味になります。これを防災教訓として解釈すると、「津波が来たら、取る物も取り敢えず、肉親にも構わずに、各自てんでんばらばらに一人で高台へと逃げろ」という意味になります。一見他人に構わず逃げろという利己主義に誤解されやすいのですが、この言葉には「自分の命は自分で守る」ことだけでなく、「自分たちの地域は自分たちで守る」という主張も込めてあるそうで、緊急時に災害弱者(子ども・老人)を手助けする方法などは、地域であらかじめの話し合って決めておくよう提案しているそうです。

つまり、標語の意図は「他人を置き去りにしてでも逃げよう」ということではなく、あらかじめ互いの行動をきちんと話し合っておくことで、離れ離れになった家族を探したり、とっさの判断に迷ったりして逃げ遅れるのを防ぐのが第一であるとのことでした。(理事長)

 

第44回自立支援講座「知的障害のある人々の就労現場から」開催 

2016年2月27日に、東京・北区の滝野川文化センター(滝野川会館内)で第44回自立支援講座を開催しました。講師は人材派遣会社テンプホールディングス株式会社の特例子会社サンクステンプ株式会社の取締役経営管理本部長の井上卓巳氏。

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井上氏とNPO法人勉強レストランそうなんだとの関わりは今から約10年近く前にさかのぼります。当法人では数年前まで毎年2~3月に、障害者自らが自分の仕事について話し、就労の模様をビデオ取材して紹介する「話します自分の仕事のこと」というイベントを行ってきましたが、その準備には2~3ヶ月かかりますので、年末にはとっくに登場者が決まっていなければなりません。

ところが2回目を控えた2007年12月末の仕事納めの日になっても、登場する人を求めて理事長の私は片端から特例子会社に電話でお願いするものの、それこそ片端から断られていました。そんな中、お電話だけでの依頼に快く応じて下さったのが井上卓巳氏でした。その後、「話します自分の仕事のこと」の撮影で東京・池袋にあるテンプホールディングス株式会社の自社ビル9Fにあるサンクステンプ株式会社を訪問した時、その広々とした清潔なフロアと様々な障害を持つ人々が粛々と仕事を進める姿に感激したものでした。

話しは戻って第44回自立支援講座で取り上げたテーマは、井上氏がずっと続けてこられた障害のある人々の雇用に関するもの。まずサンクステンプ株式会社の概要説明。続いて求める人材像について、何かが出来るワークスキルもさることながら大事なのはコニュニケーションスキルやソーシャルスキルだそうです。自分なりのやり方で良いから挨拶をする等のコニュニケーションスキルや周囲に不快感を与えない身だしなみに気を遣う等のソーシャルスキルが大切なのだそうです。

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雇用する側として心がけていることは、いくつかあるが障害名だけで判断しない、障害のある人は訓練されていないだけで潜在能力を持っているなどの指摘は実に腑に落ちるものでした。特にテクニカルスキルよりヒューマンスキルとの指摘はとても納得するものでありました。

就労の準備におけるポイントは家事を通して「教え」、「育てる」ことが、たとえ時間が掛かっても成長につながる道だという。生活に根ざしたことを教えることが出来るのが家庭での取り組みの利点です7。就労準備における家庭での取り組みの重要性を説く一方で雇用側の指導・育成のポイントもたくさん挙げました。その中で特に重要と思われることを幾つか挙げてみます。
 ・ルール、マナーは本人にしっかり伝える
 ・過剰な支援ではなく、必要な援助(人間の学びは70パーセントまでが経験による)
 ・コミュニケーションの基本は挨拶
 ・職場に居場所がないことは離職につながる(こうした場合、心の傷を治すのに時間がかかり、次のステップになかなか進めない)
 ・叱る時は、私情、個人的感情は差し挟まない(出来るだけ人前で叱るのではなく、対面で叱る。ポイントを絞る、その場で、その事実に基づいて、他人と比較することなく、1叱ったら10のアフターケアをとるつもりで)

職場不適応の事例としては
 ・感情のコントロールが不安定{けんかするとその事を引きずる}
 ・異性との関係
 ・金銭管理が不十分
 ・独居における体調管理の崩れ
だそうです。

その他、その人の特性によって職場で起きる想定外のこととして
 ・エレベーターのボタンを全部押してしまう
 ・ホワイトボードに書いてあった誰かの電話番号を暗記し休日にその人にかけてしまう
 ・シュレッターにかける書類に関心を示してしまう
などがあるそうです。

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そうしたことに対して、障害のせいにばかりするのでなく、一人の社会人として本人とよく話して解決していくようにし、その繰り返しの中でだんだんと大人の顔になってくると井上氏はご自身の経験をふまえてお話をした。

その他、仕事に関する意識、今後の仕事に関する意識、ストレス発散方法、健康状態などの意識調査の結果についてのお話がありました。

また井上氏は特例子会社の経営陣の立場から、親会社の人々にも特定子会社のことを知ってほしいと思っているとのお話がありました。例えばこんなエピソードを一つ紹介しました。「あいさつが大事と教えられている人が静かなオフィスに入り、大きな声であいさつをしたら『うるさい』というクレームがきた。そのことには逆クレームを出した。地域も会社も同様、もっと障害のある人々のことを知って欲しい」と語りました。

長年、障害者の雇用に携わってきた井上氏のお話で印象に残ったのは2つの点。1つは障害があっても雇用した人には社会人としてのマナーを身につけてもらうよう粘り強く接していくということ、もう1点は地域も親会社も自分とは無関係とは思わず障害のある人々について知って欲しいということです。

障害者の雇用が進んでいる反面、課題も多くなってきています。離職者も多く、働くことへのモチベーションの維持など課題には枚挙のいとまがありません。井上氏の経験を引き継いで発展させていくためにも今回のような講座の必要性は減少することはないと思うのです。(理事長)

 

12月28日に「そうなんだ!!親子クリスマス会」、10本以上の多彩なプログラムで盛り上がる 

昨年の12月28日に2015年最後の大イベント、「そうなんだ!!親子クリスマス会」を行いました。3ヶ月前から装飾作りや発表会の練習を進め、当日に備えていました。

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 もうすぐ新年なので羽子板も作ってみました

今回は参加者も増えたため、会場を昨年の勉強レストランそうなんだ!!の教室から滝野川東ふれあい館に変更しました。

待ちに待った当日、教室で早めの昼食を食べてから滝野川東ふれあい館に移動しました。

1時30分開演、最初のプログラムは、ゲストで来てくださったボーカルの金嬉仙さん、ピアノの甲斐知優さんによる音楽ユニット「ASHMORE (アシュモア)」の歌とピアノ演奏でした。二人の奏でる美しい音色に参加者は真剣に聴き入っていました。また、参加者が鈴やカスタネットで演奏に参加できる曲では、普段行っている音楽療法の成果もあってか、大いに盛り上がり華々しいクリスマス会の幕開けとなりました。

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 まずは音楽ユニット「ASHMORE (アシュモア)」の歌とピアノ演奏

その後の利用者発表のプログラムは、
① 歌「世界で一番頑張っている君に」
② 合奏「Let it Go」(アニメ映画「アナと雪の女王」で使用。邦題「ありのままで」)
③ 朗読「ゆきのひくろくま」
④ 劇「5つのメロンパン」
⑤ 朗読「おおさむこさむ」
⑥ ハンドベル「サンタが町にやってくる」
⑦ ダンス「あいうえおんがく」
⑧ 朗読「てぶくろ」
⑨ 人形劇「パフ」
⑩ 歌「ありがとうの花」
⑪ 歌「ジングルベル」
と盛りだくさんの内容でしたが、とてもスムーズに発表が進んでいきました。ご家族が見ているなかでの発表で、良い緊張感のなか皆さん練習の成果を遺憾なく発揮していました。

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 歌「世界で一番がんばっている君に」

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 劇「5つのメロンパン」

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 ダンス「あいうえおんがく」


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 人形劇「パフ」


発表が終わると、お待ちかねのケーキパーティです。生徒達も緊張が解けリラックスした表情でケーキパーティを楽しんでいました。

2015年を締めくくる、楽しいイベントになったのではないかと思います。(指導員・岡村)

 

10/31に第43回自立支援講座、テーマは「弁護士さんの上手な活用法」 

去る10月31日、午前9時半から11時半まで赤羽文化センターで、第43回自立支援講座が開催されました。テーマは「弁護士さんの上手な活用法――知的障害がある人々の法的支援」です。参加者はスタッフを含めて約20名。

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障害のある人々が仕事に就き地域で暮らしていくことが当たり前になりつつあります。しかし、そうした中でトラブルに巻き込まれることも少なくありません。そのような時、法的支援をしてくれるのが弁護士なのですが、弁護士と聞くと、「素人は相手にしてもらえないのではないか」、「すごくお金がかかりそう」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも実は、弁護士は皆さんが想像している以上に身近な存在なのです。今回は、地域でトラブルに巻き込まれた障害のある方を支援するために設立された一般社団法人、東京エリア・トラブルシューター・ネットワーク(以下、東京TSネット)の山田恵太弁護士・牧田史弁護士にお話頂きました。東京TSネットの構成メンバーは、福祉専門職、弁護士、医師など。障害のある人たちがトラブル(触法・犯罪など)に巻き込まれた時に頼れる専門家集団です。

東京TSネットの活動は個別ケース支援、事例集作成、出前講座の3つ

まず、山田惠太氏、牧田史氏お二人の自己紹介のあと、お二人が所属する東京TSネットの活動についての話に移りました。東京TSネットの活動には3つの大きな柱があります。

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● 個別ケース支援(福祉的な支援が必要と思われる被疑者・被告人の方について支援を行う活動、更生のための支援計画を作ることや更生支援のコーディネーター養成など)
● 事例集の作成(8つの身近なトラブル事例について、司法、福祉それぞれの立場から検討、加害、被害を問わず掲載)
● 出前講座の実施(個別ケース支援をするにあたって地域との繋がりの重要性を意識して実施)

この3本柱を中心に東京TSが目指すものは
● ネットワークによる切れ目のない支援であること
● ご本人中心の支援であること
● 充分な専門性をもった支援の実現
の3点です。

また、弁護士の役割とは、①法律についての専門家であり、②基本的人権の養護者であり、③民事事件での「代理人」、④刑事事件の「弁護人」であること、そして東京にはなんと16,226人もの弁護士さんがいるのとのことでした。

それから2つの事例の紹介。とても人事とは思えない事例で

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事例1:Aさんのケース
(30代女性、愛の手帳4度、特例子会社で真面目に勤務、家族と同居)

スマートフォンの「友だち作りアプリ」を使って知り合った男女に「絶対にもうかるPCソフト」を紹介されて「一緒に消費者金融に行こう」と言われ、100万円を借りて、その男女に渡したところ、その後その男女とは連絡がとれなくなってしまった。さて、Aさんはどうしたらよいでしょうか?

その後のAさんがとった行動は、まず会社の人に相談、その後、就労支援の支援員を通して弁護士に相談。警察にも相談したが「絶対にもうかるPCソフト」の内容確認が出来ないと詐欺として立件出来ないとのこと。その後、男女の住所など調べて弁護士から何回も連絡、初めは開き直っていたが交渉を繰り返して100万円を返還してもらうことが出来た、とのことです。

このケースに学ぶ大事なことは、すぐに相談すること(相談先としては消費者ホットライン、消費者センター、弁護士など)。ちなみに弁護士の相談料は、通常30分で5,400円とのこと。ただし経済的余裕がない方の場合無料で相談出来るシステムもあります。(法テラスの民事法律扶助制度)

そもそもAさんはどうすれば良かったのでしょうか?

「いらない時は、きっぱり断る」、「すぐにお金を払わない」などいくつかのアドバイスがありましたが、なんといってもすぐに身近な人に相談するというのが障害のある人の場合は現実的だと思いました。Aさんは結果的にお金が戻りましたが、自らサラ金などから借金を重ねるケースもあり、そんな場合には自己破産もあり、とのことでした。
また、携帯電話がらみのトラブルはきわめて多く、出会い系、販売系、チェーンメールなどだましの手口は日々進化しているそうで、対応する側も新しい情報の勉強を怠ってはならないそうです。

事例2:Bさんのケース
(20代の男性、愛の手帳3度、一般企業に勤務)

会社での上司との関係でストレスがたまっていたという理由からコンビニで雑誌を盗んで逮捕されてしまいました。もし、逮捕されてしまったらすぐに弁護士を呼ぶことがとても大切。そうはいっても知り合いの弁護士などそうはいません。そんな時は当番弁護士制度を利用することが出来ます。

当番弁護士制度とは、日本弁護士連合会(日弁連)により提唱・設置された制度で、弁護士が1回無料で逮捕された人に面会に行きます。当番弁護士は家族でも本人でも無料で頼めます。家族が依頼する場合は、逮捕された場所の弁護士会に電話します。本人が依頼する場合は、警察官、検察官または裁判官に「当番弁護士を呼んでください」と伝えれば、その場所の弁護士会と連絡がとれ、当番弁護士に会えます。弁護士を呼ぶこともなく、事実を捜査員に正確に伝えることも出来ず、ただ「はい、はい」とうなずいてしまい、調書に押印などしてしまうケースも多く、後日調書の内容訂正を巡って裁判で争うことは大変だそうです。

Bさんは就労支援センターの職員から当番弁護士に連絡が入り、警察に弁護士が派遣されました。弁護士にまずは来てもらうメリットは沢山あります。
● 何が何だかわからない状況を説明してもらえる。
● 自分の側に立って権利の説明や抗議や交渉をしてもらえる
● 釈放に向けた活動をしてもらえる
等々です。

結果的に、Bさんは72時間で釈放され、東京TSが関わって支援体制を考えると共に裁判になることなく事件は終わりました。

刑務所には障害者が多く出所してもトラブルに巻き込まれて犯罪を重ねることも

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刑務所内には障害のある方が多く、たとえ出所しても行き場が無く社会の中でトラブルに巻き込まれて犯罪を重ねる「累犯障害者」については、もと衆議院議員で政治資金規正法違反で実刑判決を受けて刑務所での服役経験もある山本讓治氏が自らの経験から著した「累犯障害者」でもよく知られています。

まとめとしてトラブルの解決方法で大切なことは
● ご本人が直面したトラブルに周囲が早く気づくこと。
● トラブルに複合的な視点から対応すること。

「必ずこれでうまくいく」という方法はないそうです。
近年は障害者をめぐる法改正・整備の動きがあり、障害者虐待防止法や障害者総合支援法などの法律が成立しています。法律だけで解決できるわけではありませんが、より良く使う法律が増えたことは間違いないようです。

最後に、山田惠太弁護士がご自分の携帯番号をホワイトボードに大きく書かれたことがとても印象的でした。この講座に参加された方々にとっての身近な弁護士さんの誕生です。(理事長・福喜多明子)

 
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